ベルセルク最新刊を読んだ

僕はそこまで漫画を読みません。

 

そんな僕ですが、このベルセルクには魂が激しく揺さぶられました。

 

ベルセルクとの出会いについて少しお話します。

 

それは僕がまだ子供だったとき夜中1時頃に目を覚ましたんですね。

それでなんとなくTVをつけたら、アニメが放送されてました。

それがベルセルクだったんです。

しかもその放送回のたまたま見たシーンがなんとあの

 

「蝕」(しょく)

 

の真っただ中だったんです。

 

まさに地獄の世界の中で、主要人物たちが魔物に囲まれ次々と殺されていく。

主人公と思われる人物が魔物に捕まり目をつぶされる。

その目の前でその主人公の愛する人と思われる人物が魔物にレイプされている。

主人公は怒りに身を震わし歯を食いしばり口から血が流れているが、魔物に取り押さえられてどうすることもできない。

 

子供だった僕には刺激が強すぎました。

眠気が吹っ飛びました。

テレビ画面に映る地獄の光景に完全に心を持っていかれました。

その日一日興奮のあまり眠れませんでした。

 

それ以来ベルセルクにハマってしまいました。

絶望の中、光を求めて生きる主人公のガッツ。

その光とは復讐することにあったのか。。。

僕はそうではないと思う。。。

 

あれから何年がたったんだろう。。。。

今、ガッツの周りには愉快で魅力的な仲間たちが大勢います。

怒り憎しみのみを心の支えにしてきたガッツが仲間たちによって少しずつ少しづつ変化していく。

その過程が、本当に楽しかった。

ガッツに自分を重ねて見ていたんですね。

 

この先、どうなっていたんだろうなあ

残念ながらベルセルクは未完の作品となってしまいました。

 

先日、作者三浦健太郎先生が他界されました。

僕はベルセルクとともに人生を歩んできたといっても過言ではない。

ベルセルクに影響を受けてる部分も多いんだろうな。

本当に楽しかった。

もうこの先見れないのは残念で悲しい。

 

でもベルセルクを生み出してくれて本当にありがとうございました。

 

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