感謝は恐怖に勝つ
昨夜、吹雪の中、山に行ってきました。
僕は何年も前から山の湧き水を飲む習慣があって月に一回のペースで山に水を汲みに行きます。
一度に汲む水の量はだいたい50リットルくらい。
その水がちょうど無くなりかけていました。
昨日は休みのため日中は趣味の釣りに興じ、その後帰りにその山に寄ることにしました
。
釣りを終えたのが夜の7時くらい。あたりはもう真っ暗です。
それから車を走らせ山に向かったのですが、道中猛吹雪でほとんど前が見えず、なんとなく不安感が押し寄せてきました。
向かう組場はスマホの電波を届かないような、山を1キロほど入っていったところにあります。
車道を抜けて山道に入ります。
そこから目的地までは1キロほど離れたところ
あたりは真っ暗。
お化けがでそうな雰囲気があります。
「こわいな~、こわいな~」
この暗闇の中、女性があらわれたりしたらどうしようなんて思ったりなんかしてびくびくしながら車を走らせます。
前方に灯りが見えてきました。
あれ電気ついてたっけ・・・
目的地に着き車を止め持ってきたポリタンクを準備します。
そしていざ汲み場へ
オレンジ色の電灯の明かりが汲み場一体を照らしてくれています。
水の流れる音、オレンジ色の光に反射する雪、静かに眠る木々。
幻想的な世界が広がっていました。
それまでお化けが怖いなんて意気地のないこと考えてた中年が、その時には目に映る美しい光景に見とれている。
自然の恵みを頂けることが本当にありがたい。
恐怖心がなくなっていました。
感謝と恐怖って両立しないんですね。
感謝は恐怖に勝つ。
これって日々の生活にも使えそうな法則ですよね。
「今この瞬間、感謝できるものに目を向ける」
感謝すれば、その対象とつながることができます。
人だけではなく自然、動物あらゆるもの
人間はつながることで幸福にいきていけるのではないかと思っています。
極寒の中、時折顔を出す太陽と青空のなんとまあありがたいこと。
太陽ってありがたいものの代表格だよな