コンビニのトイレでドアノブが赤だったときの絶望感

人生で一度は経験があるのではないでしょうか

 

我慢の限界が近づいている時に心の中では猛ダッシュして(行動はできるだけ冷静を装って)トイレに一直線したものの赤色だったとき

 

そういえば何年か前に車でコンビニに突っ込んだ女性のニュースが流れてたなあ

トイレを我慢してたのだとか

女性ならなおさら深刻な問題なのではないでしょうか

 

「コンビニのトイレが長いやつ問題」

 

昨日も例によりコンビニのトイレを利用させていただきました。

その時はまだ限界まである程度の余裕がありましたが。

 

例のごとく赤色でした。

しばらくトイレの前で待ちます。立ち読みなどはしません。真ん前で待ちます。

しかしなかなか先客が出てきません。5分待ちました。

いつもならここでコンビニを後にするのですが、この時はなぜかいつまででも待ってやろう、そしてタイムを計ってやろうというなんというか意味のよくわからない闘争心が芽生えていました。

 

10分待ちました。出てきません。

いつになったら出てくるのかまったくわからない。

これもしかして1時間待たせるつもりか。この中の男は

先が見えない不安と恐怖が襲ってきました。

トイレの真ん前で10分突っ立っている男もどうなんでしょう。10分ってそこそこ長いです。

15分経ちました。 中で物音が聞こえました。ウォシュレットの音。

やっと出てくる。中の男。やっと終わりが見え不安から解放されたと思っていましたが、出てこないんです。中の男。

 

おいおい

どうなってるんだ。中の男は一体中で何をしているんだ。頭が混乱します。

どんな顔してるのか見てやろう。

 

20分経ちました。トイレットペーパーを巻く音が聞こえました。

しばらくしてようやく中の男が出てきました。

 

色白の若者、スマホを見ながらしれっとなんら悪びれた様子もなく出てきました。

 

怒りとともに20分もトイレの目の前で立ち尽くしていた自分が哀れに思えてきました。

 

「あなたを待ってる人がいる」

 

この貼り紙を全店舗のトイレのドアに貼り付けてくれないか。

 

そんなことを思う平和な一日でした。